アルミ丸パイプを加工

曲げ加工ができるとDIYの幅が広がる

アルミ丸パイプというのは、アルミ製の丸くて細長い棒のことです。アルミ角パイプと同様に中の部分は空洞になっているため、見た目ほど重くはありません。建設現場の前などを通りかかると、アルミ丸パイプがたくさん積み上げられているのを見かけるでしょう。建築資材などに使われることも多い材料です。また、ホームセンターなどで購入できるのでDIYでもアルミ丸パイプがよく使われています。

アルミ丸パイプも4メートル程度の長さで売られているものが多いため、DIYで使う際には切断するなどのアルミ加工が必要です。適度な長さに切ったアルミ丸パイプを使えば、ラックやバスタオル掛けなどさまざまな物を作れるでしょう。

そして、アルミ丸パイプの用途をさらに広げるのが曲げ加工です。丸い筒状のアルミ丸パイプを滑らかに曲げることで、おしゃれなインテリアなども作れます。比較的太めのアルミ丸パイプなら、パイプベンダーを使って曲げるといいでしょう。細いアルミ丸パイプなら、塩ビパイプに入れて少しずつ力を加えて曲げていきます。

アルミ丸パイプで作れるもの

我々の身の回りでは、アルミ丸パイプで作られているものはかなり多いです。例えば、建物内の配管などが代表例として挙げられます。水道管などもアルミ丸パイプで作られているものが多いです。

DIYでもアルミ加工ができれば、アルミ丸パイプ作れるものがたくさんあります。例えば、下駄箱をアルミ丸パイプで作ってみるといいでしょう。比較的シンプルな形の下駄箱なら、曲げ加工なしでも製作可能です。

骨組みの部分をアルミ丸パイプで作り、靴を乗せる部分は厚めの板を使用します。骨組みが交わる部分には連結用のコネクターを使ってつなげるといいでしょう。また、つなげるのではなく曲げ加工をして作ることも可能です。上手くいけばデザイン性の高いおしゃれな下駄箱が作れるでしょう。

タオル掛なども、曲げ加工なしでも作れますが、曲げ加工を用いてデザインを作ることで、見栄えがかなり違ってきます。潰れないようにして綺麗に曲げ加工をするのはけっこう難しいですが、ぜひ挑戦してみましょう。