アルミチャンネルを加工する方法
アルミチャンネルもアルミ製の細長い棒ですが。断面がカタカナの「コ」のような形をしています。ちょうどアルミ角パイプの断面のうち一辺を取り除いたような具合です。
アルミアングルと同様に、アルミチャンネルにもR付きのものがあるので、DIYにあまり慣れていない人でも扱いやすいでしょう。他のC型と呼ばれる断面がアルファベットの「C」のような形になっているアルミチャンネルもあります。
アルミチャンネルは、DIYで加工するときには金ノコを使用するやり方が一般的です。金ノコは、値段も比較的リーズナブルで扱いやすいため、アルミ加工をしたことがない人でも簡単に扱えるでしょう。
穴あけ加工もアルミ角パイプと同じやり方で行えます。ただし、怪我には十分に注意しましょう。軍手など布製の手袋を付けてドリルを使用すると、布の繊維がドリルに巻き込まれて怪我をする可能性があります。そのため、ドリルを使用する際には布製の手袋は使用しない方が安全です。
アルミチャンネルを活用できるシーン
加工前のアルミチャンネルを見ていると、用途があまりイメージできない人も多いかもしれません。しかし、我々の身近でアルミチャンネルが使われているものはかなり多いです。もっとも身近で分かりやすい例として窓枠が挙げられます。実は窓枠にはアルミチャンネルが使われていることが多いのです。アルミチャンネルと窓枠を見比べてみれば納得できるかと思います。
窓枠だけでなく引き戸のレールを作るのに、アルミチャンネルは最適な素材です。ちょうどいい長さに切断するだけで引き戸のレールとして使えます。アルミ加工をした他のパーツをスライドさせて使いたいときなどに使われることが多いです。 ラックなどを手作りするときにもアルミチャンネルが使えます。
骨組みの部分はアルミアングルを使用し、スライドさせる部分はアルミチャンネルという具合で使い分けるといいでしょう。アルミは室内だけでなく屋外で使用するものを作るのにも使えます。植木用のラックなどを作るのもおすすめです。