アルミアングルの特徴
アルミアングルは断面がL字型になっているアルミ製の細長い棒のことを指します。適度な長さに切断することでさまざまな用途に使用できます。そのため、架台や補強金具など幅広い用途に使用されている資材です。
鉄やステンレスでできている同じ形状の資材もありますが、アルミ加工は比較的簡単であることから、アルミアングルがよく使われています。ホームセンターなどでもアルミアングルを取り扱っており一般の人がDIYで使うことも多いです。
アルミは鉄の3分の1程度の重さであるため、DIYなどで使うときには扱いやすく感じるでしょう。また、耐食性にも優れているため、屋外での使用にも向いています。見た目も鮮やかな銀色で、鉄製のアングル資材と比べると高級感があり綺麗です。
また、通常のアルミアングルは端の部分が鋭くなっていて、素手で強く擦ると手が切れてしまうこともあります。そのためDIYで使うならR付きのアルミアングルを使うのがいいでしょう。R付きなら丸みを帯びているので扱いやすいです。
よく行われている加工方法
アルミアングルは鉄工所などでさまざまな方法で加工されています。比較的板厚の薄いアルミアングルならレーザー加工の方法が用いられることが多いです。レーザー加工は、レンズを使用して一点に光を集中させます。
そうすることで、アルミアングルに穴を開けられるのです。直接摩擦を加えるわけではないため、粉塵などが飛び散ることがありません。ただ、板厚が厚い場合にはあまり向かないのがデメリットです。
他に機械加工や溶接などの方法で加工を施すこともあります。機械加工は、ハンドソーやシャーリングなどの道具を使って切断する方法です。板厚の厚いアルミアングルも簡単に切断できます。いくつものアルミアングルを一度に切断することも多いです。溶接は複数のアルミアングルをつなぎ合わせるときに行います。
またDIYでアルミ加工をするなら、金ノコを使うことが多いでしょう。アルミアングルも金ノコを使えば一般の人でも切断可能です。初心者の場合には板厚が薄めのアルミアングルを使って挑戦してみましょう。