アルミ角パイプを加工

アルミ角パイプを切断してみる

アルミ角パイプというのは、断面が正方形や長方形の形をしているアルミ製の細長い棒のことです。主にホームセンターなどで購入できます。DIYなどでアルミ角パイプを使ってみようと思っている人は多いでしょう。アルミは金属の中でも比較的加工しやすい部類に入ります。そのため一般の人がDIYでアルミ加工をすることも多いです。

アルミ角パイプのオーソドックスな加工方法としては、切断加工が挙げられます。ホームセンターなどで購入できるアルミ角パイプは、4メートルや5メートルといった長さのものが多いです。購入時に半分に切るなどの対応はしてもらえますが、細かく切って使いたい場合には自分で切断しなければなりません。

アルミ角パイプを切断する際には、金ノコや金切り鋏などを使用します。板厚が1センチくらいまでのアルミ角パイプなら簡単に切断できるでしょう。2センチ以上だとちょっと大変かもしれません。板厚が厚い場合にはディスクグラインダーを使うといいでしょう。

アルミ角パイプに穴を開けてみる

穴開け加工もアルミ角パイプを扱う場合によく行われている加工方法の一つです。切断加工と並んで、簡単なアルミ加工の方法であるため、一般の人でもDIYをよくやる人なら無理なく行なえます。

まずは穴を開けたい箇所に印を付けましょう。さしがねやメジャーなどを使って長さを測りながら鉛筆などで軽く線を引きます。それから印の部分にポンチという道具を使って傷を付けましょう。この傷の部分から穴を開けていきます。

穴を開ける際にはドリルを使用しますが、最初は細めの刃を取り付けて行いましょう。切削油を使いながら行うと綺麗に穴が開きます。板厚が厚いアルミ角パイプに穴を開ける場合には、時間をかけて行いましょう。

太い穴を開けたい場合には、貫通してから刃を太いものに交換して穴を広げていきます。最初から太い刃で穴を開けようとすると、綺麗に穴を開けることはできません。刃が損傷してしまうこともあります。また、ドリルを使用する際には怪我をしないように革手袋を着用して作業するようにしましょう。