音楽適性検査

音楽の分野に特化した検査

企業などの採用試験や、大学などの入学試験として課せられることがある適性検査。
その内容は幅広く、それぞれの用途や目的によって学力検査や性格検査、能力検査に職業適性検査など、さまざまな種類の適性検査が行われます。

このような適性検査はどれも特徴的なのですが、適性検査の中でも特に音楽の分野に特化したものがあります。それが音楽適性検査と呼ばれる適性検査です。

音楽適性検査は、主に音楽を中心に学ぶ専門学校や大学の入学試験のひとつとして行われることが多く、学力テストや楽器演奏などの実技試験とともに行われ、選考のハードルとして掲げられます。

音楽適性試験の内容は学校によって異なりますが、音楽適性試験の代表的なものとして知られるシーショア音楽才能検査やクワルワッサー=ダイケマ音楽テスト、ドレイク音楽才能テスト、ランディン音楽能力テスト、ウイング音楽的知能テスト、田研式音楽素質診断テストなどを基にして作られていることが多いようです。

 

音楽適性検査と絶対音感

たとえばとある大学の音楽科の入試試験には、音楽能力適性検査の課題として短い簡単な旋律を記憶して再現する(歌ったり演奏したりする)ことができるか、ということや、楽譜が読めるか、音楽を聴いてその曲のさまざまな要素についての質問に答えることができるか?といったことが課せられます。

一般的な適性検査はペーパーテストであったりWebテストであることが多いですが、音楽能力適性検査の場合はその内容からペーパーテストではなく実技も含む口頭試問形式で行われることも多いようです。

ちなみに、音楽に対する能力というのは、勉強で身につくものもありますが、ほぼ生まれつきともいえる潜在能力的な部分も多く含んでいます。

たとえば絶対音感の有無などです。そのため、音楽適性検査の中には、音感の精度などを推し量ろうとするものもないわけではありません。

ただし、絶対音感や音感といった感覚のとらえ方については、人それぞれ違いがありますから、音大や音楽科の入学試験で行われる音楽適性検査では、絶対音感の有無や精度を問うということは少ないようです。