国公立中高の適性検査

入学試験の適性検査

適性検査、というとどのようなものを思いうかべるでしょう。

多くの人は企業の採用試験などで行われるSPIなどのテストをイメージするかもしれません。

しかし、実は国公立中高の入学試験でも「適性検査」と呼ばれる試験が存在します。

ただし、国公立中高の適性検査は企業の採用試験で行われる適性検査とはまったく内容が異なります。

国公立中高の適性検査は主に小学校で習う学習範囲から問題が出題され、国語・算数・理科・社会といったそれぞれの分野の知識と、それらを組み合わせたり活用したりして問題に解答する「考える力」を試す内容となっているのが特徴です。

私立中学の入試の場合は、国語・算数・理科・社会といういわゆる「学力試験」が行われるのですが、国公立中高一貫校の入試で行われる「適性試験」は、私立中学入試の「学力試験」にかわる存在と考えれば良いでしょう。

 

適性試験対策

国公立中高一貫校の適性検査では、国語・算数・理科・社会の教科知識をベースとした総合的な「考える力」が問われます。

具体的には「なぜそう思うのか、自分の体験を踏まえて答えなさい」というように、ただ回答させるのではなく、自らの考えを文章化してまとめるという問題が出題されます。

通常の学校のテストとは異なり、時間内に資料を読んで意見をまとめたり、与えられた情報から必要な情報を取り出して解答を求める…というような問題解決力などが問われます。

そのため、いつも通りの学校の勉強をしているだけではなかなか難しく、受験専門の塾や模試などに挑戦して国公立中高一貫校の適性試験対策を行っておくことが必要になります。

ちなみに公立の中高一貫校では出願資格は居住地によって制限されています。
各学校の教育方針によって適性検査の内容が異なるため、受験生は自分の受けたい学校に合わせた受験対策をする必要があります。

また、東京都立中高一貫校の一部には、適性検査を行う一般募集とは別に、適性検査を実施しない特別枠募集を行うところもあるようです。
特別枠での受験は、面接と作文、実技検査によって選考を行います。